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2009年 05月 31日
新見は少し早かった。
新見は少し早かった。_d0001300_20194831.jpg 快晴。朝日がまぶしい。そろそろアカシジミやミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミが出ていてもいいころである。蝶狙いでは今季初の新見に出掛ける。

 いつものように絹掛けの滝でトイレ休憩と、弁当の調達。朝の空気が肌寒いくらいだ。今日は新見のポイントを一通り流す予定である。

 最初に寄ったのはギャンブルで、ひょっとしたらベニモンがいるかもと思っているポイント。ま、ベニモンはともかく、この時期、アカシジミは飛び出すでしょうと、叩くが、何も飛び出さない。むむ。ま、ギャンブルに当たらなかったということで、次のポイントへ。

 次のポイントは○○前。新緑が朝日にまぶしい。いい感じだ。ここはいるでしょうと、叩く、が、出てこない。むーっ。ゼフはおろか不思議なくらい蝶自体がいない。フライング? 

 こうなったら、ここでいなければ今日はだめでしょうと、有名ポイントへ。誰も来ていない。よしよし。期待を込めて叩く。が、やはり何も飛び出さない。どうも完全なフライングのようだ。しかたがないので、あとはポイントの下見。結局、その後2つのポイントを回ったが、ゼフはミズイロオナガシジミらしき蝶を1頭見ただけだった。
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▲イチモンジチョウ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO) 有名ポイントにいた。
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▲ゴイシシジミ(RICOH・GX200) △△前の草原にいた。何度見ても可愛い。

 帰りに、種松山に寄ったら、ヒメジャノメが発生していた。下の写真はヒメジャノメと信じているのだが、コジャノメと決定的な識別点が分からない。翅裏の線が明らかに直線の個体は明確なのだが、写真の個体のようにコジャノメっぽく外側に曲がっている個体はいつも心が揺れる。図鑑などを見ると、いくつか識別点が書かれているのだが、細かいことはともかく一目で色が違う。でも色は個体差が大きいからなぁ。
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▲ヒメジャノメ(RICOH・GX200)

 期待が大きかっただけに落胆も大きかったのだが、不思議とそれなりに楽しかった。フライングや出遅れも貴重な経験と前向きに思うことにしよう(笑)。

by ryochan_ex | 2009-05-31 21:35 |


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