朝のうちは雲が多かったが、10時を回ったころから雲一つ無い青空。気温も10℃を越す見込み。ここのところ通っている春蝶ポイントの様子を見に昼前から出掛ける。
ここでの観察ポイントの一つがウラナミシジミの越冬。ウラナミシジミは飛んでいないか見回すが、さすがに飛んでいる蝶はいない。「風が冷たいから無理かな」と思いながら歩いていたら、「おっ」と思うくらいに新鮮なヤマトシジミが飛び出した。盛期と変わらない元気な飛び方である。とまったところを慎重に撮影。
▲ヤマトシジミ(1月3日撮影)
時期を考えると驚くほど痛みのない個体である。盛期であればなんてことのない写真であるが、1月3日である。更に歩いていたらモンシロチョウ。こちらはかなり痛んでいるが、1月3日にモンシロチョウが見られるとは思わなかった。この後、撮影は出来なかったが、狙っていたウラナミシジミ♀(痛み大)も確認した。
▲モンシロチョウ(1月3日撮影)
ヤマトシジミ、モンシロチョウ、ウラナミシジミともに成虫越冬するとされている蝶ではない。この先どうなるか分からないが、少なくとも成虫越年したことは確かである。
冬にこれだけ写せれば大満足と引き上げていたら、ヒメアカタテハが飛び出した。こちらは広角で一枚
正月からこれだけ蝶が見られると、初蝶の感動が薄らぐだけではなく、季節感も・・・で、複雑な思いである。これも温暖化の影響なのだろうか? いずれにしても、不思議な場所である。もう少し通ってみよう。
▲ヒメアカタテハ(CaplioR5)