2014年 06月 10日
天気予報によると今日を逃すと週末まで雨模様のようす。少し早い気もするが週末まで、うずうずして待つのも精神衛生上よろしくないので新見方面に出掛ける。 天気予報によると午前中はずっと曇りとのこと。これまでの経験から曇りの日は現着6時くらいがいいのではと思い、4時過ぎに起床。簡単に朝食を済ませて5時過ぎに出発。もうライトなしで走れるくらいに明るい。最初に訪れた高梁市UKポイント到着は6時過ぎ。早朝の少し湿った空気がすがすがしい。 ざっと下草を見るが降りている個体は見当たらない。ならばと叩いても何も飛び出さない。たまに飛び出すのはミズイロオナガシジミ。これは完全なフライングかなぁと思いながら叩いていたら、少ないながらヒロオビミドリシジミ、ウスイロオナガシジミが飛び出した。 里山の朝の湿った空気感が感じられて、いい感じである。お気に入り。 次に訪れたのは真庭市YU。ここでは数は多くないものの、ミズイロ、ウスイロ、ヒロオビ、ウラジロ、アカ、ウラナミアカと多くのゼフが見られた。撮影していたら岡山県ではよく知られた蝶屋さんが来られた。少し談笑。最近は撮影専門になったと仰られていた。撮影するところを見ていたら、目から鱗のようなアイテムを使われていた。Ryochanも真似させていただこうと思う。 適当に叩いていたらウラナミアカシジミアカシジミが飛び出した。 最初、アカシジミかと思ったのだが、ウラナミアカシジミだったので少しテンションアップ。Ryochanはこのこれ以上ないというくらいに派手なウラナミアカシジミの模様が好きだ。 次ン訪れたのは新見市TDポイント。ここは昨年、航空写真で見つけた所。ゼフのシーズンに来るのは初めて。最初、何も飛び出さないので、むむと思ったのだが、何回目かにヒロオビミドリシジミが飛び出した。本日の本命種。 ヒロオビミドリシジミは雄と雌で翅裏の模様が明らかに違うので分かりやすい。 上の写真とは別個体。確かこの辺りに降りたよなぁと探していたら開翅していた。早期だと思うのだが既に少しスレていた。曇り空のせいか、どう角度を変えてもヒロオビ特有の黄緑のメタリックな輝きが見られない。むむ。 その後、叩いて歩いていたらポロポロと飛び出すのだが、全てヒロオビばかり。先ほどの翅表の色と言い、他県の方から見たらなんと贅沢なと言われそうだが、人の欲はきりがない。ま、欲と言うからあれなんで、向上心と言い換えれば美しい(笑)。 ウラナミアカシジミもいた。 誰もいないので、はいつくばって気が済むまで撮れた。お気に入り。 引き上げていたら鮮度のいいウラギンヒョウモンが現れた。鮮度のいいヒョウモン蝶は本当に鮮やかだ。 適当に撮ったのだが、どこかファンタジックな写真となった。いい感じ。 次に訪れたの新見市HG。初めて訪れるポイント。地形図等からひょっとしてベニカラがいるかもと思われる場所。叩いていたら本日初めてのウラゴマダラシジミが飛び出した。 KAISORを使うとじわーっと開くのだが、KAISORをやめると即閉翅してしまうので開翅は撮れなかった。ポイントランクとしてはBクラスだが、一応押さえておこう。 昼食の後、新見市KHポイントに寄った。叩くと飛び出すのだが、一頭も降りてこなかった。ヒロオビ、ウスイロ、ウラジロを確認した。 この後、もう一ヵ所、ベニカラがいるかもと思われるポイントに寄ったらどことなく雰囲気は感じられた。コバノクロウメモドキはあったし。一瞬、遠くに黒い小さな蝶が見えた。テングさんかな? この時期大変紛らわしい。 家に帰ったら17時半ころ。なんだかんだで12時間。本当によく遊んだ。お気に入りの写真も撮れて楽しい一日だった。 一服して、写真を整理していたら右腕がむず痒い。手をやると大きな異物感。えっと思って目をやると、ななななんとマダニ。反射的に払ったら何の抵抗もなく取れたのと、噛まれた跡もないので噛まれてはいないと思うのだが、ぞっとした。みなさんもご注意ください。吸血後の個体なのが少し気になるのだが・・・。
by ryochan_ex
| 2014-06-10 23:59
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