2001年 01月 24日
パソコン回顧録  思い出のプログラムⅠ
Ⅴ.思い出のプログラムⅠ

 今はパソコンを使うということはアプリケーションソフトを使うということとほとんど同義ですが、当時は今のようなアプリケーションソフトはなく、パソコンを使おうとすると雑誌に載っているプログラムを手で打ち込んで使うか、自らプログラムを書くかしかありませんでした。めんどくさい時代であったとともに夢のある時代でした。

 現在のパソコンは当時の超大型機を上回る性能になっていますが、このことは、それを使いこなすには当時の超大型機を使いこなす以上の技量を必要とすることを意味しています。とてもRyochanのような技量の人間が出る幕はありません(下の写真は1981年にHITACHIから発売された当時世界最高性能の超大型機HITAC・M280Hですが、メモリーは32MBです)。ところが当時のパソコンはハード、ソフト、アマチュアのレベルともに現在から見ると大変幼く、Ryochanのような技量でも、前項で紹介したフリートコマンダーの野田哲平さんのようになれる可能性があると「思える」時代でした。
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 雑誌に掲載されると当然ですが印税が支払われます。印税生活、なんと心地よい響きでしょうか。心のどこかにこの響きを押し込めてRyochanもいろんなプログラムを書きました。当時Ryochanが書いたプログラムで印象に残っているものをいくつか紹介します。

d0001300_20574413.jpg多重回帰計算
 多変量解析で用いる多重回帰式を求めるプログラムです。RyochanがBASICで初めて書いたプログラムです。このプログラムはシステム100用にFORTRANで書いたプログラムをそのままBASICに移植したものですが、PC8001とBASICの実用性を確認することが出来ました。

マスターマインド
 互いに質問をしあいながら4桁の数字を当てあうゲームです。「4395ですか?」「1H2B」ですと言って進めるといえばやったことのある人は分かると思います。初めて書いた思考プログラムです。パソコンショップで知り合った高校生と、お互いに作ったプログラムどおしで対戦させ、完敗しました。聞くと機械語で書いており、アルゴリズムは単純な総当り法でした。BASICと機械語では100倍以上速度が違うためBASICで総当り法を行うことは事実上無理でした。速度の力をまざまざと見せつけられ、機械語を覚えるきっかけとなりました。
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by ryochan_ex | 2001-01-24 23:51 | パソコン回顧録 | Trackback | Comments(0)
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