快晴、ウスバシロチョウ狙いで新見に行く。これまでの記録を見ると少し早いような気もするのだが、大山でらしき蝶をみてしまったので気持ちに止めがかからない。ま、いなかったらゼフの下見でもすることにしよう。
最初ポイントで車を停め、窓からざっと見るが何にもいない。このポイントの吸蜜植物となるカノコソウも全く見えない。やはり少し早かったようだ。
次のポイントに向けて車を走らせていたら道沿いの草むらにたくさん飛んでいる。「おっ、いるいる」。ただやはり花がないので全くとまる様子がない。第二ポイントも同じ。たくさん飛んでいるのだが、カノコソウが全く開花していないので全くとまらない。むむ。第三ポイントへ。
第三ポイントも同様なのだが、なんと昨年までは無かった菜の花がいっぱい植えてある。見るとウスバシロチョウが吸蜜している。
▲ウスバシロチョウ(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )
なんとはなくミスマッチの感があるが、ま、いいか。
▲ウスバシロチョウ(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )
▲ウスバシロチョウ(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )
知ってる人から見ると不自然な感じもしなくもないのだが、全く知らない人(普通の人)から見たら、いかにも春らしい写真に見えるのかな? 帰りは予定どおり、ゼフの下見をして帰った。
全く別件なのだが、昨日、倉敷昆虫同好会の機関誌「すずむし」のバックナンバーを読む機会があった。五十数年前の創会当時の昆虫採取記で、ちょうど今回の新見のポイントへ汽車(SLかなぁ)とバスを乗り継いで行った記事があり面白く読んだ。ただ、どこで何を採ったという記録だけではなく、ポイントへ着くまでの道中の状況等が書かれているため、当時の時代が感じられて感慨深かった。このブログもいつかこんな感慨を持って読んでくれる人がいるといいなと思う。