2005年 03月 12日
ペンタックス*istDs
 ブログなるものを始めることにしました。そもそもブログという言葉の意味も知らないのですが、ネットに限れば流行に乗りやすいRyochanなので、とりあえず流行に乗ってみることにしました。
d0001300_13155458.jpg

 ペンタックス*istDsを買いました。目的はきれいな蝶の写真を撮るため(当然)。ニコンD70にかなり傾いていましたが、ファインダー倍率と、モニター画素数の多さと拡大倍率の大きさが決め手になり、ペンタックス*istDsにました。レンズは迷うことなくタムロンのA061(28-300㎜)にしました。
 結論としては、画質(解像度)に関しては多少・・・でしたが、使い勝手は大変良いカメラとレンズです。一眼レフ独特のシャッター音を聞くと、「撮った(捕った?)」って実感がします(笑)。今年はこのカメラで撮りまくろうと思います。そんな訳で蝶主体の日記になる予定です。
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# by ryochan_ex | 2005-03-12 10:17 | その他 | Trackback | Comments(5)
2005年 01月 01日
種松山蝶図鑑
Ryochanが種松山(岡山県倉敷市)で撮影した蝶の一覧

種松山全体:58種
アゲハチョウ科:8種 シロチョウ科:6種 シジミチョウ科:15種 タテハチョウ科:23種 セセリチョウ科:6種

【アゲハチョウ科 8種】
d0001300_11514395.jpgジャコウアゲハ
撮影日  :2008年4月20日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では局所的に生息している。Ryochanが確認しているのは2か所のみ。発生場所では数頭が群れて飛んでいることもある。種松山では希少種。

d0001300_2371063.jpgアオスジアゲハ
撮影日  :2010年5月5日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。ちょこまかちょこまか高速で飛ぶが、訪花性が強いので訪花中を狙うと撮りやすい。

d0001300_17194059.jpgキアゲハ
撮影日  :2005年4月23日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息しているが、次種アゲハと比べると生息数は少ない。アゲハとの区別は色よりも前翅付け根の模様の違いを見るのが確実。

d0001300_172010100.jpgアゲハ
撮影日  :2005年6月25日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。

d0001300_2136030.jpgモンキアゲハ
撮影日  :2008年6月14日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息しているが、数は他のアゲハ類に比べると少ない。

d0001300_21222092.jpgクロアゲハ
撮影日  :2010年5月5日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。

d0001300_842559.jpgナガサキアゲハ
撮影日  :2009年8月16日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。ミカン畑が多いという種松山の特徴を反映してか、数が多い。

d0001300_12552145.jpgカラスアゲハ
撮影日  :2010年6月6日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に生息しているが、数は少ない。種松山では希少種。


【シロチョウ科 6種】
d0001300_1012730.jpgキタキチョウ
撮影日  :2005年6月12日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。種松山の山の中で見られる黄色い蝶は多くは本種。

d0001300_10286.jpgツマグロキチョウ
撮影日  :2009年2月14日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では局地的に生息している。Ryochanが確認しているのは1ヵ所のみ。他の場所で見かけることもあるが、まれ。種松山では希少種。

d0001300_11385448.jpgモンキチョウ
撮影日  :2010年2月28日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息しているが、草原環境を好む蝶なので、草原環境の少ない種松山では比較的数は少ない。春一番に現れる蝶の一種。

d0001300_22443889.jpgモンシロチョウ
撮影日  :2010年2月28日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では全域に普通に生息している。数も多い。春一番に現れる蝶の一種。

d0001300_9203129.jpgツマキチョウ
撮影日  :2013年4月19日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息しているが、数は多くはない。モンシロチョウと混同される場合が多い。年一回、春にだけ現れるスプリングエフェメラルといわれる蝶の一種。

d0001300_15424686.jpgスジグロシロチョウ
撮影日  :2005年4月23日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では全域に普通に生息している。数も多い。モンシロチョウと混同されることが多い。春に現れる個体(春型)は黒い筋が明瞭で美しい。


【シジミチョウ科 15種】
d0001300_15254836.jpgムラサキシジミ
撮影日  :2010年3月14日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息しているが、数は多くはない。特に珍しい蝶ではないが、ここに行けば出会えるという場所をRyochanは知らない。偶然出会う蝶。

d0001300_15261421.jpgアカシジミ
撮影日  :2013年5月25日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。6月の夕方、高い木の梢上を何匹もの本種が飛ぶ姿を見るとゼフィルスのシーズンが来たなと胸が高鳴る。

d0001300_21265269.jpgウラミスジシジミ
撮影日  :2006年6月11日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山での確認記録は本記録を含め過去2例のみ。Ryochanもこの1例以来1度も確認できていない。種松山では超希少種。

d0001300_21273652.jpgミズイロオナガシジミ
撮影日  :2013年5月31日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。5月末から6月上旬の早朝ににクヌギやコナラの林を歩くと下草に降りていることが多い。

d0001300_17112220.jpgミドリシジミ
撮影日  :2013年6月6日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では局地的に生息している。生息地での数は多い。6月の早朝にハンノキ林を歩くと下草に降りていることがある。

d0001300_17115925.jpgトラフシジミ
撮影日  :2006年4月23日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では希少種。Ryochanも数回しか確認していない。他の情報も含めて判断すると数は少ないが、種松山全域に生息しているようだ。

d0001300_17535526.jpgコツバメ
撮影日  :2005年5月7日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に分布しているが、数は多くない。年一回、春にだけ現れるスプリングエフェメラルといわれる蝶の一種。小さく、地味で、高速飛翔するので見つけ難い。

d0001300_17542257.jpgベニシジミ
撮影日  :2011年4月2日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。数も多い。春型は紅色が鮮やかだが、夏型は焼け出されたように黒い。

d0001300_1843471.jpgゴイシシジミ
撮影日  :2005年9月10日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に分布しているが、数は多くない。種松山では希少種。木陰のササが生い茂っているところにいることが多い。

d0001300_18432877.jpgウラナミシジミ
撮影日  :2005年10月10日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。秋になると見かけるようになる。本種を見ると秋が来たなと思う。ナイーブに加えて高速飛翔するので撮影しにくい。

d0001300_20523232.jpgヤマトシジミ
撮影日  :2005年10月10日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。どこにでもいるが、耕作地周辺の背の低い草原でよく見かける。

d0001300_12262062.jpgルリシジミ
撮影日  :2010年6月6日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。ヤマトしじみより一回り大きいので慣れると見分けは容易。♂の表翅のルリ色は本当に美しい。

d0001300_2292964.jpgツバメシジミ
撮影日  :2013年3月22日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。翅裏の紅班で他種との識別は容易。♂の翅表の深い紫色は本当に美しい。

d0001300_2210323.jpgウラギンシジミ
撮影日  :2010年9月20日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。数も多い。名前のとおり翅裏の銀白色が特徴。梢上を飛ぶ本種を見ると翅裏が輝いて見える。

d0001300_2234531.jpgクロマダラソテツシジミ
撮影日  :2008年10月4日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 偶産種。岡山県には生息していない。この個体は関西で放蝶された個体由来と思われる。この年以前にも以後にも岡山県での確認例はない。


【タテハチョウ科 23種】
d0001300_9491573.jpgテングチョウ
撮影日  :2005年11月27日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。数も多い。初夏の羽化時期に10頭以上の個体が群れているのをよく見かける。

d0001300_9494168.jpgアサギマダラ
撮影日  :2011年10月1日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 渡りをする蝶として有名である。種松山では主に秋に南下中の個体が観察される。種松山での主要な吸蜜植物はフジバカマ。

d0001300_21573671.jpgミドリヒョウモン
撮影日  :2013年10月1日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では希少種。情報が少なく分布はよく分からないが、比較的広い範囲に生息しているようだ。

d0001300_15432255.jpgツマグロヒョウモン
撮影日  :2005年4月24日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。数も多い。ヒョウモン類の共通した特徴として草原を好む。♀は名前のとおり前翅先端が黒い。

d0001300_1391027.jpgイチモンジチョウ
撮影日  :2010年6月6日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では希少種。これまで数例しか確認していないため、分布状況はよく分からない。

d0001300_1393515.jpgアサマイチモンジ
撮影日  :2009年8月13日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では希少種。前種同様これまで数例しか確認していないため、分布状況はよく分からない。

d0001300_22524753.jpgコミスジ
撮影日  :2005年4月24日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布しているが、数はそんなに多くはない。夏に数を増す。ヒラッ、ヒラッっと滑空する独特の飛び方をする。

d0001300_11162694.jpgホシミスジ
撮影日  :2005年5月29日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布しているが、数は少ない。ヒラッ、ヒラッっと滑空する独特の飛び方をする。前翅表の前縁の模様の違いでコミスジとの識別は容易。

d0001300_22383035.jpgキタテハ
撮影日  :2005年5月29日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。数も多い。成虫で越冬する。真冬でも小春日和の時は見かけることがある。

d0001300_2238573.jpgヒオドシチョウ
撮影日  :2006年6月10日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布しているが、数は少ない。成虫で越冬する。羽化直後の個体は本当に鮮やかだ。

d0001300_11571567.jpgルリタテハ
撮影日  :2004年10月3日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に分布しているが数は多くはない。珍しいというほどではないが、偶然出会う蝶。

d0001300_11575024.jpgアカタテハ
撮影日  :2006年2月25日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に分布しているが数は少ない。種松山では希少種。不思議と早春に越冬個体と出会うことが多い。

d0001300_2047358.jpgヒメアカタテハ
撮影日  :2009年12月5日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。成虫で越冬する。早春に越冬明けの個体が飛んでいるのを見ると、また春が来たなと思う。

d0001300_15571880.jpgイシガケチョウ
撮影日  :2005年4月3日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に分布しているが数は少ない。種松山では希少種。

d0001300_15574251.jpgゴマダラチョウ
撮影日  :2008年6月8日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に分布しているが数は多くはない。珍しい蝶ではないが、梢の上を飛んでいることが多く目にすることは少ない。樹液によく集まる。

d0001300_2223681.jpgヒメウラナミジャノメ
撮影日  :2010年5月5日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。山に入るとどこにでもいるが、市街地や公園で見るとこは少ない。

d0001300_223944.jpgジャノメチョウ
撮影日  :2006年7月8日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。草原環境を好む蝶なので、草原環境の少ない種松山ではそんなに多くはない。

d0001300_10422491.jpgヒカゲチョウ
撮影日  :2005年9月10日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息している。数も多い。名前のとおり木陰で見かけることが多い。

d0001300_10425421.jpgクロヒカゲ
撮影日  :2009年5月4日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。ジャノメチョウの仲間の中で最も暗いところを好む。昼なお暗い林内にいることも少なくない。

d0001300_10264837.jpgサトキマダラヒカゲ
撮影日  :2009年8月16日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。数も多い。樹液に好んで集まる。

d0001300_10273556.jpgヒメジャノメ
撮影日  :2005年9月10日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息しているが数は多くはない。開けた比較的明るい環境を好む。

d0001300_1028039.jpgコジャノメ
撮影日  :2009年5月4日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。前種ヒメジャノメに似るが、本種は少し暗い林間に多い。

d0001300_1537965.jpgクロコノマチョウ
撮影日  :2007年4月14日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息しているが数は多くはない。林間の暗い環境を好む。


【セセリチョウ科 6種】
d0001300_15373645.jpgミヤマセセリ
撮影日  :2006年4月9日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では局地的に分布している。Ryochanが確認しているのは1ヵ所のみ。春にだけ現れるスプリングエフェメラルと呼ばれる蝶の一種。

d0001300_153823.jpgコチャバネセセリ
撮影日  :2005年5月2日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。高速でちょこまか動く。

d0001300_1845226.jpgキマダラセセリ
撮影日  :2005年9月10日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に生息しているが数は多くはない。種松山に生息する唯一の黄系のセセリ。

d0001300_18453519.jpgチャバネセセリ
撮影日  :2006年8月20日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山では全域に普通に生息している。数も多い。

d0001300_184611.jpgオオチャバネセセリ
撮影日  :2006年6月24日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布しているが、数は多くはない。セセリチョウはどの種もよく似ているが、Ryochanは本種が一番美しいと思う。

d0001300_1953888.jpgイチモンジセセリ
撮影日  :2007年9月2日
撮影場所:岡山県倉敷市種松山

 種松山全域に普通に分布している。数も多い。前種オオチャバネセセリとよく似ているが、後翅裏面の斑紋の並び方の違いで容易に判別できる。

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# by ryochan_ex | 2005-01-01 00:01 | 種松山蝶図鑑 | Comments(2)
2001年 01月 24日
パソコン回顧録  はじめに
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 この「パソコン回顧録」はRyochanが2001年に初めて作った「Ryochan's Home Page」というホームページのコンテンツのひとつとして書いたものです。当時はこのブログは開設していなくて(というかブログというもの自体がなかった)、WEBでの情報発信は全て同ページで行っていたのですが、今では同ページを更新することもなく、同ページは事実上休刊状態となっています。今、見返してみると稚拙な内容で気恥ずかしいのですが、この「パソコン回顧録」は思い入れもあり、今後のことを考えてこちらに移植して保存することにしました。(2014.04.30)
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<はじめに>
 インターネットの普及でパソコンは生活必需品になりつつあります。そんなパソコンですが、ついこの間、と言っても20年くらい前までは一部のマニアが趣味で持っているようなものでした。このコーナーは、そんな時代からパソコンをを見てきたRyochanが、昔話を語るコーナーです。ベテランの方は「そんなのあったなー」と昔に思いをはせ、若い方は「エーッ、うそー」と驚いていただければ幸いです。

<序>
 パソコンの歩みを私なりに振り返ってみると、大きく5つの時代に分けられるように思います。第1の時代は1976年9月にNECより発売されたTK80に始まる、俗に言うワンボードマイコンの時代。第2の時代は1979年9月にやはりNECが発売したPC8001に始まるBASICの時代。第3の時代は1984年頃から普及し始めたMS-DOSの時代。第4の時代は1995年11月にMicrosoft社から発売されたWindows95に始まる一般普及の時代。そして第5の時代は1999頃から爆発的に普及し始めたインターネットの時代です。
 
 このコーナーでは、それぞれの時代のパソコンの写真、雑誌の記事、Ryochanの思い出などを紹介することで、パソコンの歴史を振り返ります。21世紀情報化社会の向かう方向を考えるヒントになればと思います。
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# by ryochan_ex | 2001-01-24 23:59 | パソコン回顧録 | Trackback | Comments(0)
2001年 01月 24日
パソコン回顧録  ワンボードマイコンの時代 TK80発売
第一章 <ワンボードマイコンの時代>

Ⅰ.TK80発売

 1976年9月、TK80(NEC日本電気、¥88,500円)が発売され、現在に至るパソコンの歴史が始まりました(一つの時代(文化)の始まりをどこにするかといったことに関しては、多分に主観的なところがあります。このHPでは今後ともRyochanの主観をもとに書いていきます)。MPU(マイクロプロセッサー)自体はもっと以前からありましたが、一つのシステムとして、一般の人々が手にすることが出来た最初のコンピューターという意味でTK80はまさにパソコンの時代を開いた製品です。

 写真は1980年5月に発売が開始されたTK80のマイナーチェンジモデルであるTK85です。実は数年前の大掃除のときに1980年以前の雑誌を処分してしまい、TK80の載っている本がありません。外見はほとんど変わりませんので、この写真で想像してください。

 一見、部品に見えますが、これがTK85の全てです。下のスペック表を見ていただくと、およその性能は分かると思います。こんなもので何が出来るのか、何に使うのかと思われるかもしれませんが、とにかく自分が自由に使えるコンピューターが持てるということで、一部のマニアが買いました。

d0001300_1172342.jpgTK85スペック表  
CUP :NEC製μPD8085AC(8bit)
クロック   :2.4576Mz
ROM    :2Kバイト
RAM    :1Kバイト
キーボード :16進キーボード
表示装置  :8桁LED
価格     :44,800円

 自分だけのコンピューターという意味でマイコンピューター、略して「マイコン」という言葉が生まれ、後にパーソナルコンピューター、「パソコン」という言葉が登場するまで長く使われました。

・マイコンという言葉は、実はマイクロコンピューターの略でもあるのですが、Ryochanはマイコンピューターという解釈のほうが好きです。

・TK80の写真がどうしても見たい方は、尾賀 聡一郎さんの、[なつかしいパーソナルコンピューターカタログ]にあります。他にも昔のパソコンの写真がたくさんあります。
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# by ryochan_ex | 2001-01-24 23:58 | パソコン回顧録 | Trackback | Comments(0)
2001年 01月 24日
パソコン回顧録  COMPO BS/80発売
Ⅱ. COMPO BS/80発売

 実はこの頃Ryochanはまだコンピューターを持っていませんでした。当時定期購読していた科学朝日という雑誌で、アメリカでは学生が大学のコンピューターを使ってスタートレックゲームをしている。Intel社が8080という8bitMPUを発売した。コンピューターが個人で持てる時代が来た。といった記事を読み、自分のコンピューターが持てたいいだろうなーっと漠然と思っていました。当時のコンピューターといえば、コンピューター室という、でっかい特別な部屋に置いてある超高級な機械でしたから。

 そんな時、ふとしたきっかけで、仕事先(自分の会社ではない)のNEC・システム100というミニコン※1を使う機会が出来、FOTRAN※2を覚えました。初めて書いた足し算のプログラムをコンパイラ※3にかけ、息をこらしてまっていると、ラインプリンターからプログラムリストとともに「コノ プログラム ニハ アヤマリハアリマセン」と打ち出されたときの感動は今でも覚えています。

※1:ミニコン
 業務用の最も小規模なコンピューター。と言っても周辺機器を含めると一つの部屋を占有していました。想像ですが価格は数千万円していたのではないでしょうか。主に、現在のサーバーのような用途に用いられていました。

※2:FOTRAN
 科学技術計算用言語。当時COBOL(事務計算用言語)とならんで最も普及していたプログラム言語です。BASICのもととなりました。

※2:コンパイラ
 FORTRAN等の高級言語(自然言語に近い言語)を一括して機械語(コンピューター言語)に変換するプログラム。これに対して逐次変換するプログラムをインタプリタという。BASICはインタプリタ言語です。

d0001300_11133171.jpgCOMPO 80/BSスペック表
CPU NEC製μPD8085AC(8bit)
クロック 2.4576Mz
ROM 不明。判明次第アップします
RAM 7キロバイト
キーボード JIS準拠フルキーボード
表示装置 CRT(別売)
外部記憶装置 カセットテープ(内臓)1200bit/sec
使用言語 NEC・Level2、BASIC
価格 238,000円(カセット内臓)

 写真は1978年11月にNECから発売された、COMPO BS/80です。TK80の売上が予想外によかったため、TK80にオプションとして販売していたフルキーボード※4、等を一体化させたものです。カセットテープレコーダー(外部記憶装置)を内蔵し、BASICが使用できるという当時としては画期的な商品でした。

 ワンボードマイコンで使われていたオプションを全て取り付けて一体化しただけの商品ですが、次の時代の方向性を示したという点で歴史に名を残す価値のある製品だと思います。

※4:フルキーボード
 ワンボードマイコンでは16進キーボード(写真のTK85についているもの)が一般的でした。プログラムは全て機械語(16進数)でしたから、これで十分でした。これに対して現在のキーボードと同じような配列のキーボードを、フルキーボードと称していました。

 COMPO BS80の発売を知り、それまで漠然と欲しい思っていた思いが、一気にぜひ欲しいというように変わりました。しかし、価格をみると当時もらっていた給料の何倍もの値段であり、簡単に買えるようなものではありませんでした。もうしばらく様子をみようと、雑誌などに載っていたBASICなる言語で机上でプログラムなんかを書いていました。結果としてはこの判断は間違っていませんでした。1年後にRyochanのマイコン第一号となるPC8001が発売されるのです。
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# by ryochan_ex | 2001-01-24 23:57 | パソコン回顧録 | Trackback | Comments(0)