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2009年 06月 15日
柳の下のドジョウ
d0001300_20123488.jpg 天気予報は晴れ時々曇り。柳の下のドジョウを狙ってミドリシジミのポイントに行くことにする。出発は4時26分。狙いは言うまでもなく表翅の撮影。
▲4時26分出発。もうかなり明るい。

 現地に着き、車から降りると肌寒い。放射冷却で昨日よりもかなり気温が低い。いい感じである。撮影には少し早いので、下草に降りていないか見て回るが、全く降りていない。早朝に下草に降りているというようなことを書かれているのを本などでよく見るのだが、Ryochanはまだ一度も出会ったことがない。両手でも足りないとは言わないが、片手では足らないくらいは早朝に出掛けているのだが・・・。

 適当な明るさになったので、叩き出しを始める。叩いているとポロポロと飛び出すのだが、全く降りてこない。昇りはしないが、どの固体も水平移動するのみ。時々300㎜ならばなんとかというくらいのところにはとまるのだが、それではなぁ・・・。

 小一時間叩いても成果ゼロ。ま、世の中そんなに甘くないか、諦めが肝心、肝心と、叩き棒をしまいながらふと足元を見ると、唖然!目を疑った。な、なんとミドリシジミが下草の上で羽を広げている。もう写しまくる。逃げないので色んな角度から撮る。見る角度によって色が異なるのがよく分かる。
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▲ミドリシジミ♂(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO) 最も緑が濃くなる角度。

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▲♂ミドリシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO)

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▲♂ミドリシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO) 最も輝きが強くなる角度。

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▲♂ミドリシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO)

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▲ミドリシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO)

 この後、下草を見て歩くとポロポロとみつかる。本なんかでこういうことがあることは知っていたが、実際に遭遇すると狐につままれたような不思議な感じだ。それにしても、柳の下に2匹目のドジョウがいることもあるようである。
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by ryochan_ex | 2009-06-15 20:16 | | Trackback | Comments(10)
2009年 06月 13日
こういうことがあるからやめられないⅡ
d0001300_16265422.jpg 先週は少し早かった。天気予報によると曇り後晴れ。この時期にしてはまずまずの天気。今日こそはと新見に行くことにする。

 2時過ぎに目が覚めた。予定より少し早いが、気が昂ぶっていて寝れそうにもないので起きる。そっと起きて身支度をして、昨日用意していたパンとコーヒーを飲んでいざ出撃。真っ暗、早朝と言うよりはまだ深夜である。

 深夜の国道180号線を北上する。前にも後ろにも車がいない。反射板の光だけがどこまでも続いている。抜け殻の世界を走っているようで薄気味悪い感じもするが、どこか惹かれるものを感じる。

 4時を回った辺りから少し空が白み始めた。高梁の街を過ぎたところのコンビニでお弁当とおつまみを仕入れる。お兄さんが一人で店番をしていた。お疲れさま。

 4時40分ポイント到着。ライト無しでも走れるくらいには明るいが、撮影にはまだ暗い。コンビニで買ったコーヒーを飲みながら一服する。


 日の出時刻を調べてこなかったので、よく分からないが、日の出時刻は回っていると思うのだが、日が差すようすはない。どうも曇りのようだ。それでも開放で1/100が切れる程度に明るくなってきたので撮影を開始する。
 ま、やはり端から端からと端の木を期待を込めて叩くと[いきなり飛び出した。2メートルくらいの高さのところにとまったのを双眼鏡で確認するとウラゴマダラシジミである。まともな撮影は出来なかったが、幸先良しである。その後、叩くとウラゴマダラシジミとヒロオピミドリシジミがポロポロ飛び出す。やはり叩いて飛び出すと楽しい。
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▲ヒロオビミドリシジミ♀(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO)

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▲ヒロオビミドリシジミ♂(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO)
 ♀と全く色が違うので、現地ではオオミドリシジミ? と思っていたが、帰って調べるとヒロオビの♂だった。ミドリシジミの仲間はいまだに判別できない種が多いが、こうして少ずつ覚えていくんだなと思う。

 叩けばそれなりに飛び出すのだが、いくら待っても開翅するようすがない。やはり日が差さないとだめなんだろうか? そんなことを考えながら撮影していたら、絶好の位置に一頭が舞い降りた。しばらく待ったがやはり開翅するようすはない。幸い今日は誰も来ていない。Ryochanの独占状態である。翅裏は十分に撮影したので、日が差すまで待つことにした。

 車に帰って小一時間くらいラジオを聴いていたら薄日が差しはじめた。車を降りてヒロオビミドリシジミのところへ行く。おお! 開いている。遠くからでもよく分かる。慎重に寄って撮影する。美しい! ヒロオビ独特の黄緑色のメタリック。撮影しながら見とれた。十分に撮影して眺めていたら、飛び立った。思わず「ありがとう、元気でな」と声が出た。
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▲ヒロオビミドリシジミ♂(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO) 美し過ぎる。会心の一枚。

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▲ヒロオビミドリシジミ♀(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO) メスもまた美しい。

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▲ヒロオビミドリシジミ♀(RICOH・GX200)

 ウラゴマダラシジミもいた。このポイントでは初めてだ。ウラゴマダラシジミは証拠写真程度しか撮影できていなかったので嬉しい。叩き棒の効果かな。
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▲ウラゴマダラシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO)

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▲ウラゴマダラシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO) やはり日が差したら開いた。

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▲ウラゴマダラシジミ(RICOH・GX200)

 帰りにミドリシジミのポイントに寄ったらいた。
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▲アカシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO) 105mmマクロで撮るといい。


 いやー、もう最高の一日だった。ヒロオビミドリシジミとウラゴマダラシジミのグランドスラム(翅裏、翅表、広角)達成である。特にヒロオビミドリシジミの開翅は5年後して狙っていたショットである。生涯忘れられない一枚になると思う。こういうことがあるからやめられない。
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by ryochan_ex | 2009-06-13 23:59 | | Trackback | Comments(14)
2009年 06月 06日
叩き棒の効果
d0001300_2214455.jpg6月6日(土)晴れ

 ミズイロオナガシジミ狙いで種松山に出掛ける。ミズイロオナガシジミは種松山には広く分布している。どこにしようかと少し考えたが、やはり最も実績のあるメインルートにする。
 
この場所は何度も来ているが、こんなに空気が澄んでいるのは珍しい。我が街が朝日を浴びで輝いて見える。


▲メインルートから見るRyochanの住む街。

 それらしい所を叩きながら歩くが、なかなか飛び出さない。感覚的には10本叩いて1頭飛び出すかなって感じ。経験的に把握している生息数から考えるともっと飛び出してもいいと思うのだが、不思議だ。
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▲ミズイロオナガシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO)

 この時期、紛らわしくて困るのがルリシジミ。この時期のルリシジミはえっと思うほど大きいし、叩くと飛び出すし、モジモジするしで、ホント紛らわしい。
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▲ルリシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO) 


6月7日(日)晴れ

 倉敷市とと総社市のポイントをいくつか叩いて回ったが、全く飛び出さない。いないわけはないと思うので、棒の届かない所にいるのだろうか? いれば叩けば必ず飛び出すと考えていたが、甘かったようである。 
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▲ウラギンシジミ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO ストロボ)
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▲シダ(PENTAX・K20D+SIGMA105mmMACRO)

 叩き棒の本格使用は今年が初めてである。「今年はバンバン」と胸を膨らましていたが、世の中そんなに甘くなかった。叩き棒は打ち出の小槌てはないことがこの土日でよく分かった。
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by ryochan_ex | 2009-06-06 22:16 | | Trackback | Comments(0)