昨日の天気予報どおり朝から晴れ。新調したシグマ105㎜DG・MACROの試し撮りを兼ねて、先週見つけたシルビアポイントへ行く。
ポイントに着くと、一路ミヤコグサの群落している場所へ直行。飛んでいる様子は無い。ミヤコグサを踏まないように、追い出し開始。が、シルビアはおろかヤマトもいない。種々の情報、状況からここに間違いないはずなのだが・・・。大して広くもない場所を30分ほど探索したがいない。時期が早いのか? 絶滅という言葉が頭をよぎる。うーん、やんぴ。こういう時もあろうと、予定していた(笑)、ウスバを狙って新見行き決定。
途中、絹掛の滝で休憩。いつもは名前のように一筋の細い滝なのだが、今日は水量が多くいい感じ。コンデジで滝の写真を撮っていたら目の前をクロ系アゲハ。急いでデジイチに持ち替えて撮影。
撮っている時は時期的にジャコウアゲハと思っていたのだが、家に帰ってPCで見ていたら、どうもオナガアゲハのようである。知らないうちに私的新種ゲット、ラッキー。飛んで行ったので待っていたら尾っぽが短くなって戻ってきた。
クロアゲハもまともな写真が撮れていなかったのでWラッキー。本当にアゲハは道端で拾うことが多い。
新見に着いて、これといったポイントを知っているわけでもないので、とりあえず、唯一ポイントとして名前を付けているところ行く。少し探していたら目の前を白い蝶。一目でウスバシロチョウと分かった。追っかけていると横からも。見渡すと3頭ばかり飛んでいる。え~、こんなにいるの?って感じである。遠くから撮りながら、少しずつ接近。
本当に美しい。幻想的ですらある。ウスバシロチョウはミドリシジミとともに子供のころからギフチョウ以上に憧れていた蝶である。まさか実際に目にする時が来るとは思わなかった。こんな蝶が普通に飛んでいる。本当に新見って所は素晴らしい所である。
ウスバシロチョウを満喫した帰り、もう一度と、シルビアポイントに寄る。車を降りて少し歩いていたら、シルビアっぽい蝶が目の前の花にとまる。後翔裏面の色が少し濃い。そっと近づき確認すると、紛れも無くシルビアシジミである。
情報を探しまくり、探索中に肋骨を折るというアクシデントも乗り越えて、やっと見っけた。きっと忘れられない一枚になると思う。
念願の蝶が2種とも撮影出来たうえ、オナガアゲハに、これまでで最高の広角接写も撮れた。新レンズも気に入った。最高に充実した一日だった。やっぱ、新見はいい所だ。