朝からピーカンの快晴。背中は痛いが、行くっきゃない天気。飽きもせず出掛ける。狙うは春蝶? で唯一撮りこぼしているコツバメ。
さて、これだけ探していない蝶をどこでゲットするか?それが問題である。で、 とてもいるようには思えないが、小松孝寛さんのButterfly WatchingⅡに、いると書かれていた、種松山山頂公園へ行く。
蝶がいそうな場所を回ってみるが、コツバメはおろか蝶じたいがほとんどいない。うーん。ということでコツバメはあきらめて、ターゲットをミヤマセセリに変更して、種松山美しい森公園へ。
車を降りて遊歩道を歩く。山菜取りの家族連れが多い。何気なく見た遊歩道沿いの木に蝶らしき影。コツバメ!確信した。 目の悪い私がこんな遠くからとまっている小さな蝶を見つけることはほとんどない。とりあえずシャッターを切る。近づこうと一歩踏み出したとたん飛び立たれる。舞戻って来ないかとしばらく待つが、それっきり。ともかく種松山に棲息していることは確認できた。楽しみが一つ増えたと、満足しよう。デジ300㎜一杯でこれです。よく分かったと自分でも思います。
気を良くして、ミヤマセセリのポイントへ行く。ポイントにつくやいなや、いるいる。前回が嘘のように今日のミヤマセセリはよくとまる。おかげでまずまずの写真が撮れた。
それにしてもミヤマセセリがいるのは、ほんの20m程度の区間だけである。食草が特別なものでもないミヤマセセリが、この狭い範囲にしかいないというのはなんとも不思議である。ひょっとして貴重な棲息地を見つけてしまったのだろうか?