朝起きて外を見ると曇り空。衛星画像を見ると晴れる可能性ゼロ。またかと、さすがに堪忍袋の緒が切れた感じて、不機嫌このうえなし。こたつでふて寝でもしようとしていたら薄日が差して来た。空を見ると雲間に青空も見える。時間は限られている。急遽、出撃準備。「顔ぐらい洗って行ってね」と妻。しかたなく、簡単に顔を洗って緊急出撃。狙いはツマキチョウ一本。
ポイントに着き、少し歩くが蝶の姿はゼロ。気温が低いのでnullが頭をよぎる。本命ポイントに急ぐ。本命ポイントに着き、ここにいなければ・・・、と思っていたら、いきなり目の前にツマキチョウ2頭がヒラヒラ。「いた!」、目で追っていると視界に4、5頭。たくさんいるのだが、花がほとんど無いポイントということもあり、なかなかとまらない。100m四方程度の狭い範囲なので、腰を据えて、粘って何とか撮影。
単に大きく撮ったという写真ではあるが、これが嬉しい。ミヤマセセリもそうであるが、食草が特別珍しいものでもないのに、ここにしかいないというのもなんとも不思議である。帰り道、モンシロチョウを追加して帰途についた。