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2016年 11月 17日
車中泊で行く九州一周の旅 11日目
 いつものように車の中でコーヒーを沸かして、昨日ここの売店で買ったパンを食べる。あとは家に帰るだけ。ルートをどうしようか少し考えたのだが、疲れてるし、倉敷-門司間を高速道路で走破するのもいい経験かなと思い、玉島インターまで山陽道で帰ることにした。

 山陽道.佐波川SA、7時出発。
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▲山陽道.佐波川SA

 途中、一時間を目安にSAやPAで小休憩をしながら、最後の休憩を小谷SAでとった。笠岡とか鴨方とか、見慣れた地名の標識を見ると「帰ったなぁ」という言葉が思わず口からこぼれる。

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▲山陽道.小谷SA

 家に着く前に行きつけのガソリンスタンドで相棒のガソリンを満タンにして、洗車をした。11時ころ、無事故無違反で無事,家に到着。相棒もよく頑張ってくれた。モモが大歓迎してくれた。

 本日の走行距離は259km。今回の旅の総走行距離は2682km。


【今回の旅の総括】
 「終わったぁ~」というのが帰宅第一声。色々あったけど、終わってみればうたかたの夢、というのが正直な気持ち。「案ずるより産むが易し。走ってさえいれば、いずれは着く」というのが今回の旅を通して思ったこと。それと「Thank you for you everything」。

「Thank you for you everything」は、実は山口百恵の引退の時の曲、「さよならの向こう側」の歌詞。旅の最後の日に運転しているときにたまたまカーステレオから流れたのだが、妙に琴線に響いた。自分とは縁遠い言葉と思っていたのだが、旅の影響かな。
 

以下、思ったこと、感じたこと、反省、等々。

・九州は広い。

・九州のどこに行っても、道沿いの景色が岡山と変わらない。そこだけ切り出せば岡山の〇〇と言われても全く分からない。四国は似てはいるけれど、どことなく違う。文化と平地の広さが基本的にその土地の風景を決めるのではないかと思う。

・押しなべてみると九州は、中国・四国・九州の中では最も都会だと思う。道が広いし、街は大きいし、なにより,どこに行ってもジョイフルがある(笑)。これには驚いた。ずいぶんお世話になった。

・本文にも書いたが、人生何が起こるかわからない。Ryochanが日本本土最南端の地まで車を運転して行くなどということは夢にも思っていなかった。一番感慨の深かった場所だ。

・観光でもう一度訪れたいと思うのは長崎の街だが、その長崎でも観光名所を散策しているよりも、街を散策している方がワクワク、ドキドキして楽しい。この感覚が車中泊の旅の原動力かもわからない。

・今回の車中泊の旅で良かったアイテムは、自作した小棚、ごみ箱、黒い目隠し、液体歯磨き、鏡、モバイルバッテリー、インバーター、FMトランスミッター、FMラジオ。あまり役に立たなかったものはテレビ(ほとんど入らない)。更に改良の余地があるのは寝床。いかに快適に寝るかが車中泊の旅の最大のポイントだと思う。

【今回の旅の行程図】
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by ryochan_ex | 2016-11-17 23:59 | 車中泊


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