2016年 05月 10日
中国地方一周車中泊の旅2日目。まずはJR松江駅を目指す。 JR松江駅前でいつものように撮影。雨は短時間なら傘無しでもOKといった感じの小雨というよりは霧雨。撮影後は駅構内にあるドトールコーヒーで朝食。頼んだのはモーニングセット。Ryochanの朝は基本はトーストとコーヒーなので、食べたかったメニュー。 JR松江駅の後は世界遺産の石見銀山を目指す。当初の予定では松江駅の次は萩へ直行するつもりだったのだが、少し時間に余裕があるようなので昨夜車の中でスマホをしていて思いついた石見銀山に寄ることにした。思いつきでの予定変更も車中泊旅の良さの一つかな(笑)。 休憩で立ち寄った9号線沿いの道の駅「キララ多伎」。水平線が見えるたびに見入ってしまう。 石見銀山まではかなりの距離がある。途中、いくつかの市を通過するのだが、ほとんどFMが入らない。ラジオ好きのRyochanには少しつらい。仕方がないので車の中は持って行った懐メロSDでひたすらひとりカラオケ状態。大きな声を出して歌っていると覚醒度が高まるので安全運転にはちょうど良いのだが・・・。 ナビのおかげで迷うことなく石見銀山には着いたものの、全く下調べなしの思いつきで来たため、どこを見ればいいのか、それがどこにあるのか全く分からない。とりあえず駐車場の隅にある観光案内所で「初めてなんですけど・・・」と言うと、観光案内図に見どころと道順を蛍光ペンで書きこんでくれた。「メインの見どころは「龍源寺間歩」という坑道で、ここから約3kmの所にあります。往復約2時間の観光となります」とのこと。もうびっくりポンである。しかしここまで来てやめるわけにもいかず、雨の中、傘をさして山道を登った。 説明どおり約1時間で「龍源寺間歩」に到着。入口の受付で観覧料を払って入坑する。 中に入るとひんやりと湿った空気が体を包む。少し肌寒い。客はRyochanだけのようだ。 説明によると石見銀山は何百年も続いた銀山で、常時公開されているのはこの「龍源寺間歩」だけだが、ほかにも数百の坑道があるとのこと。腰につけたサザエ殻の燈明だけを頼りに、狭くて真っ暗な坑道の中を、毎日、毎日、這いつくばって手掘りで掘り進む。ものすごい過酷な労働だと思う。生きるということ、働くということの意味を改めて考えさせられた。 昼食は「龍源寺間歩」までの道沿いにある「住留」というカフェでハンバーグカレーをいただいた。そんなに期待していなかったのだが、「久しぶりに旨いカレーを食べた」と口に出るほど美味しかった。 古民家を改装したカフェは倉敷にもたくさんあるが、どこも小綺麗でひと目でお店と分かる。ここの商業施設は外からではそれと分からないものが多い。このあたりが世界遺産の指定を受ける理由の一つなのかもわからない。 食事の後はもう一つの見どころの往時の面影を留める家並の見学。古い家並は岡山県にもたくさんあるが、規模も風情も全く違う。カフェ同様に出来るだけわからないように手を加えている。この写真の中の何軒かは商業施設なのだが、どれかわからない。 岡山県にも古くから鉱山で栄えた「吹屋」という集落がある。雰囲気は似ているのだが、規模がこちらのほうがかなり大きい。 萩近くの道の駅で宿泊する予定だったのだが、石見銀山見学で一日が終わってしまった。予定変更でお風呂は「リフレパークきんたの湯」 広くて、綺麗で、食事もできる。なによりボディーソープもシャンプーも置いてある(笑)。ここはいい。 リフレパークきんたの湯で夕食を摂ろうと思ったのだが、時間的に少し早いので、明日のことを考えて少しでも足を延ばしておこうと、夕食は道の駅「ゆうひパーク浜田」で天ざる蕎麦。失礼ながら意外と美味しかった。 お泊りも、「ゆうひパーク浜田」では少し時間的に早いので更に少し足を延ばして、道の駅「ゆうひパーク三隅」。 ここ、わりと小さな道の駅なのだが、それでも車中泊の車が5台。急な予定変更でスケジュール調整に頭を悩ませたが、何とか無事2日目が終了した。本日の走行距離は212km。
by ryochan_ex
| 2016-05-10 23:59
| 車中泊
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