寒い日が続いていたが、やっと春がまた巡って来た。暖かい日には初蝶を撮影すべく種松山に出掛けている。
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日差しは弱いのだが、とにかく暖かい。満を持して初蝶確認に種松山に出掛ける。最初に訪れたのはIDポイント。歩き始めるとすぐにツマグロキチョウ。環境省RDBで絶滅危惧Ⅰ類に指定されているのだが、岡山県にはけっこう普通に分布している。種松山にも数は少ないながらも生息している。
▲ツマグロキチョウ 環境省RDB絶滅危惧Ⅰ類 種松山ID(Nikon D5300+SIGMA18-300mm)
このポイントでは他にキタキチョウを確認。
次に訪れたのはBIポイント。最初にいたのはムラサキシジミ。
▲ムラサキシジミ (Nikon D5300+SIGMA18-300mm)
テングチョウがたくさん飛んでいる。
▲テングチョウ(Nikon D5300+SIGMA18-300mm)
キタキチョウもたくさん飛んでいる。もう完全に春という感じだ。
▲キタキチョウ(Nikon D5300+SIGMA18-300mm)
このポイントでは他に、ウラギンシジミとヤマトシジミ(と思われる)(今年初見)を確認。
次に訪れたのはCRポイント。ここではテングチョウ(多)、キタキチョウ(多)と、撮影はできなかったが、新羽化のモンシロチョウとモンキチョウを確認。ということで今年のモンシロチョウの初見日は3月7日。毎年のことだが新羽化蝶はとにかくとまらない。
次に訪れたのはFIポイント。ここでもテングチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウを確認。この暖かさで一気に羽化したようだ。
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天気はいいのだが、少し風が冷たい。昨日と同じコースで回ったのだが、蝶がいたのはCRポイントだけ。昨日の今日なのだが、不思議なものだ。CRポイントで確認したのはテングチョウ、モンキチョウ、ルリシジミ(今年初見)だけ。
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3/8以降も天気の良い日には出掛けているのだが、越冬種は撮影できるものの、新羽化蝶は撮影出来ていない。今日は朝から快晴、春~という陽気。今日は鉄板でしょといつものコースを回る。
BIポイントで念願のモンシロチョウゲット。
▲モンシロチョウ(Nikon D5300+SIGMA18-300mm)
白いドレスをまとっているようで、清楚で気品すら漂っているように見える。面白いものだ。
色が薄いのでヤマトシジミかと思ったらルリシジミだった。
▲ルリシジミ(Nikon D5300+SIGMA18-300mm)
意気揚々と引き返していたらルリタテハ登場。Ryochanにスクランブル仕掛けてくるくせに、テングチョウに追われていた(笑)。
▲ルリタテハ(Nikon D5300+SIGMA18-300mm)
この時期の蝶はなかなか近づけないこともあり、ここまでの写真は全て新しく買ったSIGMA18-300ので写している。感覚的ではあるが、解像力はこれまで使っていたTAMRON18-270よりは良い感じである。手振れ補正が弱いのが最大の欠点かな。なんとか蝶の撮影にぎりぎり使えるかなという感じなのでもうしばらく常用レンズとして使ってみようと思う。
下の写真はNIKON1・J5+10-30で写したものである。申し分のない素晴らしい写りである。この写りを見ると、とりあえずSIGMA18-300で写して、余裕があったらNIKON1でということになるのかな。じゃマクロレンズはどうするか? 悩ましい。
▲テングチョウ (Nikon1-J5 + VR 10-30mm )