2014年 07月 13日
「もーっ、嘘でしょう!」
d0001300_10412593.jpg 先週は完全なフライング。天気予報をにらみながら満を持しての出撃。コースは前回と同じ新庄村DDポイントから恩原高原へと岡山県の背中を縦走するコース。4時9分自宅出発。途中、コンビニで昼食を購入するなどして北房インター、月田経由で到着は6時ころ。

 今日はばっちりだろうと、期待を込めて最初の一振り。・・・。むむ。今日はどこにでもいると思われるので、いないところはあっさりあきらめて次のポイントへ。時間的にテリ飛翔していると思うので、上を見ながら運転していると、いい感じの小空間がある。ここを攻めてみるかと車を路側に寄せて停めていたら、ドン。えっ! 車を降りてみると左前輪が側溝に完全にはまっている。側溝があることに全く気が付かなかった。
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 ジャッキを車の下に入れてみたり、火事場の馬鹿力で近くにあった大きな石をタイヤの下に入れてみるが、全く効果なし。小一時間、いろいろしてみたがギブアップ。ENEOSカードに無料ロードサービスが付いているのを思い出して電話しようとしたら、なななんと圏外。もーっ、嘘でしょ! しかたがないので、左手に携帯(auのiphone4s)持って時々見ながら来た道を引き返す。何度見ても圏外の一点張り。もーっ、嘘でしょ!結局、繋がった時は1時間以上歩いていた。家に帰って地図で確認したら6.5km歩いていた。

 電話のお姉さんに状況を話すと到着まで1時間半くらいかかるとのこと。「もう歩く気力は残っていないので、ここで待ってるからよろしくお願いします」と言ったら「熱中症にならないように木陰にいてください」と優しい言葉をかけてくれた。スマホなんかして暇をつぶしていたら、1時間少しで来てくれた。車の所まで行く途中「これ、歩いておりたんですか!」「はぁ、」。そんな会話をしていたら携帯が鳴った。えっ? 「今、新庄村の山の中、蒜山?」どうもお仕事の電話みたいだ。聞くとドコモとのこと。もーっ、嘘でしょ! 山の中はauじゃなかったの?

 作業は簡単だった。側溝に持って来た木のブロックを置いて救援車で少し引っ張ったら簡単に脱出した。NRSというロードサービス会社の米子店から来てくれたとのこと。何度もお礼を言って帰っていただいた。H店長、ありがとうございました。「少し、悪あがきしてみたんですけど・・・」と嘲笑気味に言ったときに、「ときには悪あがきしてみることも必要」と言ってくれたのが妙に嬉しく心に残っている。結局、目的の蝶は姿も見えず。大変な思いをしただけ。ここ、絶対に来年は来ないと思う。

d0001300_10553860.jpg 次の目的地は航空写真で見つけた蒜山のポイント。現地に着き、叩きながら歩いてみたが、いたのはボロのオオウラギンスジヒョウモンだけ。結局、ここでは大山の雄大な景色を見ながら、コンビニで買ったおにぎり弁当を食べただけ。むむ。

 一休みの後、ハヤシさんにご挨拶だけでもしてみるかと、蒜山のKTポイントへ向かった。現地に着き、カシワの木を叩くと、ハヤシさんがポロポロ飛び出す。だが、写真が撮れる位置には全く降りてこない。一回もシャッター切れず。それでも今日初めてゼフの姿を見れて幸せだった(自爆)。

 時間はまだ昼過ぎ、これからどうしたものかと、ひと思案。予定通り蒜山のいくつかのポイントを回ることも考えてみたが、ホジティブな思いは全く浮かばない。少し早いが、明日の予定にしていた鏡野町のSKポイントに行くことにした。途中、時間はあるので、以前から一度、走ってみたいと思っていた岡山県と鳥取県の境の尾根を縦走する道を通ってみることにした。ネット情報によるとすごい道とのこと。大丈夫かなと少しビビっていたのだが、Ryochanからみると普通の山道だった。

 SKポイントに着いて、少し歩くとミズナラがいっぱいある。これは期待大だなと上を向いて歩いていたら、卍巴飛翔しているゼフ。「いるいる」と見上げていたら、たくさんのゼフが樹の上をテリ飛翔している。時間と状況からエゾミドリシジミと思われる。大山以外でこんな状況を見るのは初めて。
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▲エゾミドリシジミ?(NikonD5300+TAMRON 70-300mm VC USD)
 かなり粘ったのだが、これがいっぱい。全く降りてこない。かなり傷んでいるので一週間は遅い感じ。明日の早朝に再挑戦と引き上げた。ちなみにここも携帯は圏外だった。

 これからが本日のメインイベント。人生初の車中泊。先輩諸氏の話を聞くと結構みなさんされてるようで、一度してみたかった。まず奥津温泉「花美人の里」で今日の汗を流す。
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▲奥津温泉「花美人の里」 (iphone4s)
 実はRyochanは日帰り温泉を利用するのは初めて。着替えを持って、フロントで利用金を払い、ロッカーの鍵を受け取って湯場へ。第一印象は綺麗。なによりこれが一番。湯場へ入ると、ジャグジーから露天風呂まで、色んな種類の風呂がある。全身を綺麗に洗った後、全て入ってみる。やはり露天風呂が良い。温泉は久しぶり。結構たくさんの人が入っていたのは意外だった。
 気に入ったので、そうだついでに食事でもとフロントで「すみません、ここ、食事するとこありますか?」と尋ねたら、なんと無いとのこと、しかたがないので「近くで食事するとこないですかねぇ」と尋ねたら、「この時間(17時過ぎ)だったら津山まで出ないと無いです」とのこと。もーっ、嘘でしょ! 津山までは20km以上ある。 でも、無いものは無いわけで、仕方がないので津山まで車を走らせて。親子どんぶりを食べた。

d0001300_13365478.jpg 車中泊の場所は20km以上引き返して、「道の駅・奥津温泉」。どこかうきうきする。初めてのことをするときの、このわくわく感は何度経験しても楽しい。Ryochanの車はセダンなのだが、後席を倒すとトランクまでぶち抜きになるので寝るには十分なスペースになる。準備をしていたら枕を忘れているのに気が付いた。適当なものを枕代わりにしてみたのだが、今ひとつ。結局、助手席を倒して寝た(笑)。
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▲道の駅・奥津温泉 (Nikon COOLPIX P330)
 車中泊している車はRyochanの車を入れて6台。家族連れの車もあり、子供の声が聞こえたりして、意外とさみしくない。道の駅で車中泊する人が多いのは、トイレとかのこともあるが、こういうことが大きいのかなと思った。

 寝る前に明日の天気予報を確認すると6時から一日中雨とのこと。えーっ、嘘でしょ! 一日中曇りで雨は降らないって予報だったのに。予報が外れることを願って10時過ぎに寝た。

 翌日、4時過ぎに起床。天気予報を確認すると昨日と同じで6時から雨とのこと。洗面と簡単な朝食を済ませ、5時過ぎに昨日のポイントに向けて出発。出発して少しすると本当に雨が降り出した。それも本降り。少し待っていたらやむこともあるかもわからないので、とりあえずポイントを目指す。ポイントに着いて少し待ってみたがやむ気配はみじんもなし。あきらめて帰途についた。

 「えーっ、嘘でしょう」を何回言っただろう。田舎をなめたらあかんということかな。きっと忘れられない思い出になると思う。
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by ryochan_ex | 2014-07-13 23:59 | | Trackback | Comments(4)
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Commented by cyaa9090 at 2014-07-15 13:37
それは、それは大変な1日になりましたね。
踏んだり蹴ったりとはこの事ですね。
でもいつも前向きで良しとする態度には感心させられます。

奥津温泉「花美人の湯」は何度か入ったことがあります。
車での1泊は男性だからこそ
いろんなことを知った冒険は楽しかったですか?
Commented by ryochan_ex at 2014-07-15 22:33
cyaa9090さん
 もう、まいりました。長くやってると「ボウズ」はしかたのないことなんですが、おまけがきつすぎました(笑)。いっぺんに何日分もの経験をしたみたいです。
 前向きと言うよりは、物事を深く考えないと言った方がいいような気がします。以前、授業で受けた性格診断では「空の人」でした。ちなみに奥様は「地下の人」です。奥様に言わすと「糸の切れた凧」だそうです。
Commented by Yuki at 2014-07-16 19:09 x
面白かったって言ってはいけないのでしょうが、
今回の記事、すっごく面白く読みました^ ^
読むほうはミニ小説を読んでいる気分で楽しめたので、
お礼を言いたいです^ ^

2回繰り返して読みましたよ^ ^

もー嘘でしょう、が効いてました。
Commented by ryochan_ex at 2014-07-16 23:22
Yukiさん
 ほんと、踏んだり蹴ったりでした。一番、嘘でしょって思ったのは、車の中で携帯が普通に通じたことですわ。今までの苦労はなんだったのかと思いました。まさか一時間以上歩く羽目になるなんて、微塵も思ってなかったですから、手ぶらで歩いていました。ピーカンの天気で喉カラカラ、辛抱たまらず、初めて川の水飲みました。美味しかったです。そんな山の中です。まいりました。


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