2013年 06月 16日
ゼフ三昧の一日
d0001300_18363299.jpg ゼフを撮影に新見へ行く。昨日から用意していた朝食を簡単に済ませ、4時10分に自宅を出る。少し遅めの出発だが、まだ真っ暗。

 ここ数年、この時期に訪れる新見のポイントは決まっている。今年は新ポイントを開拓すべく下見をしていたポイントへ行くことにする。

d0001300_12293730.jpg 最初のポイントは叩くのは全く初めて場所。霧が深く、幻想的な雰囲気だ。

 「えいっ」と気合を入れて叩く。最初に飛び出したのはミズイロオナガシジミ。朝露が良い雰囲気を醸し出している。ただ、ズボンはびしょ濡れ、靴はジュボジュボ。
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▲ミズイロオナガシジミ(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )

 ミズイロオナガシジミは叩くと出るというくらいいる。ミズイロ以外はいないのかなぁとか思いながら叩いていたら黒っぽい蝶が飛び出した。ナラガシワもハンノキも無いところなので、何だろうと慎重に寄ると、くりくりっとした可愛らしい目からクロミドリシジミのようだ。全くの予定外。初見。慎重に撮影。
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▲クロミドリシジミ(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )

d0001300_18373951.jpg 叩いているとミドリシジミのような蝶がよく飛び出す(右の写真)。とてもミドリシジミのいるようなところではないんだが・・・ま、とりあえず撮っておこう。歩いていたらヤマハンノキがある。「やっぱ、ミドリシジミか」ということでこのポイントを後にする。

※懺悔 後でお会いした「ば」さんに「これミドリシジミですよねぇ」と見せたら、あっさりクロミドリシジミですとのこと。むーっ修業が足らんなぁ。顔はミドリシジミなんだけどなぁ・・・。人も蝶も顔で判断したらあかんということか。

 次のポイントもナラガシワの少ないところ。飛び出したのはウラナミアカシジミ。大阪のおばさん蝶って感じだな。
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▲ウラナミアカシジミ(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )

 そろそろ、やはりヒロオビ見ないとなぁとか思いながら次のポイントへ。ここは成果なし。やはりナラガシワがないとなぁと次のポイントへ移動しようとしていたら、車が止まって、降りて来たのは「ば」さん、「いくちゃん」さん、中村さん。「いやーっ、お久しぶり」ということで予定変更でご一緒することにする。

 いくちゃん さんの案内で最初に訪れたのは、なんと下見していたポイント。みんなで叩き出し開始。やっと本命のヒロオビミドリシジミ。
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▲ヒロオビミドリシジミ♀(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )

 ウスイロオナガシジミも
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▲ウスイロオナガシジミ(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )

 次のポイントは「えっ、こんなポイントあったの」と思うところ。ここは穴場だなぁと思っていたら、知ってる人は知ってるらしい。でもまあRyochan的には穴場だな。

 ここはウラジロミドリシジミが多い。そうこうしていると「オオミドリいましたよ~」と、いくちゃんの声。
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 オオミドリシジミはひそかに狙っていた蝶。初見。思っていた以上に綺麗だ。特に大きくはないが、ミドリシジミとは全く違う。実は種松山にも記録がある蝶で、いまだに出会えていないが、今でもいると信じている。

 次のポイントも、いくちゃんさんご案内のポイント。またまたいくちゃんさんがウラゴを叩き出した。
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▲ウラゴマダラシジミ(SONYα550+TAMRON SP AF90mmF/2.8 MACRO )

 気がつけば今日一日でゼフ8種。神様仏様いくちゃん様である。いつもながらいくちゃんさんの探索能力には脱帽するばかり。蕎麦屋で一緒に昼食を食べた後、3人とお別れした。お世話になりました。おかげで大満足な一日になりました。

 3人はこれから広島までヒョウモンモドキを写しに行くとのこと。このパワーはRyochanには無いなぁ。

d0001300_22351922.jpg【付録】
 今年も出会えたウスイロヒョウモンモドキ(環境省RDB 絶滅危惧Ⅰ類)
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by ryochan_ex | 2013-06-16 22:09 | | Trackback | Comments(12)
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Commented by ★いくちゃん★ at 2013-06-16 22:43 x
褒めすぎです(笑)

まあ時期的にやや過ぎた感はありましたが、いろいろ見られて良かったです。
あとはメスアカとかウラキンとか、ゼフではないけれどカラスシジミや
ベニモンカラスシジミなんかもこの周辺で探してみたい所です。
それと気温が高すぎて開翅が撮れなかったのが残念でしたね。

あの後広島まで行って、何とかヒョウモンモドキも見ることが出来ましたよ。
3人とももう最後はヘロヘロでした(笑)
Ryochanさんもお疲れ様でした。またご一緒しましょうね。
Commented by palau at 2013-06-17 13:05 x
Ryochanさん、こんにちは。
昨日は初めてお目にかかれてうれしかったです。
また、ウスイロヒョウモンモドキにも初めて見ることができ、大満足な1日でした。
これからも宜しくお願いします。

ところで、皆さん、早起きですね。ゼフは早朝がいいのですね。
1週間前に種松山野草園にいったら、念願のアカシジミに会えました。
Commented by きまぐれ at 2013-06-17 17:39 x
Ryochanさん、こんにちは。

昨日はお疲れ様でした、また、楽しいひと時を有難うございました。
早速こちらへ伺い、素晴らしい画像を拝見し
羨ましくもあり、いつかは種松山へ行って見たいと
思いを新たにしました。

まだ、蝶の名前も覚束ない初心者ですので
今後のお付き合いと、ご指導をよろしくお願いします。
Commented by ryochan_ex at 2013-06-17 20:54
いくちゃんさん
 昨日はお世話になりました。まさにあの辺りはいくちゃんさんの庭みたいなものですね。あれから広島まで行く元気は私にはありません。このパワーが探索力の源なんでしょうね。
 またお会いすることもあると思います。よろしくお願いいたします。もちろん昨夜は寝る前に北に向かって2礼2拍1礼して寝ました。はい。
Commented by ryochan_ex at 2013-06-17 20:55
palauさん
 昨日はお会いできて私も嬉しかったです。ゼフは早朝(7時まで)に長竿で叩いて下草に降りたのを写すというのがセオリーです。野草園は蝶の多いところで50種くらいいると思います。またよろしくお願いいたします。
Commented by ryochan_ex at 2013-06-17 20:55
きまぐれ さん
 昨日はお世話になりました。クロミドリシジミの例を出すまでもなく、私も初心者に毛が生えたようなものです。きまぐれさんの写している姿を見て、何年か前の自分の姿のようで微笑ましかったです。今後ともよろしくお願いいたします。
 種松山は四方を市街地に囲まれた街の中の山です。わざわざ遠くから来られるような山ではありません。種松山にいる蝶は全て昨日の所にたくさんいます。夢を壊してすみません。
Commented by mosyupa at 2013-06-30 16:54
アップから時間が経った記事にコメントで恐縮ですが...
今日友人か由加に白っぽいけど庭先に居るのとは違うシジミチョウ居たよ、とメールが来たのを見たらどうやらオオミドリシジミみたいでした。
ということで種松山にもきっとまだいますよ(^^)
Commented by Ryochan at 2013-06-30 21:12 x
mosyupaさん
 こんばんは。貴重な情報ありがとうございます。同じオオミドリシジミでも新見と倉敷市では重みが全く違いますから。お友達がどちらにお住まいか分かりませんが、尾原で40年前に採卵の記録があります。種松山は10年以上前に撮った写真を本人から見せてもらったことがあります。蝶の場合、20年ぶりに見つかるようなことは珍しくないので、今でもいると信じています。今後とも貴重な情報がありましたらよろしくお願いします。
Commented by mosyupa at 2013-07-01 08:36
おはようございます。
残念ながら今回の発見場所は倉敷市から少し外れています(^^;)
3市にまたがった由加山(正式名は知らない)ですが、町の裏山から繋がっているひと固まりの山群なので私的には地元の範囲内です。
種の同定は写真と図鑑を見比べ私が行ったので、ひょっとしたら違うかもしれません(^^;)
稚blogの「お気に入りブログ」下から2番目「うる婆とぽて人」にアップされていますのでご確認いただければ幸いです。
ゼフに興味を持った頃に図書館で倉敷の自然史関連の本を読み漁りました。
黒谷(尾原)・由加でミドリシジミとオオミドリシジミの記録があったので遠出できない時には探しているんですが…
Commented by Ryochan at 2013-07-01 18:56 x
mosyupaさん
こんばんは。
写真拝見しました。間違いなくオオミドリシジミです。後翅下部の紅班が切れているのがポイントですね。
黒谷の記録をご存知でしたか。私も2回ほど探したことがあるのですが(笑)、少なくともミドリシジミは絶滅でしょうね。ハンノキが見つかりませんでした。そんな場所もありませんでした。オオミドリは食草がコナラ等のどこにでもある木なので絶滅する理由がないので今でもいるんじゃないかと思うんですがねぇ。blogアップ期待しています。
Commented by mosyupa at 2013-07-01 19:05
今日夕方、上記の友人が昨日のポイントに行くというので配達帰りのタイミングばっちりだったので行ってみました。
白っぽいシジミチョウがコンクリート防護壁の途中にはえた木の枝にとまるのが見えたのでボルダリングもどきで登ってみました。
・・・なんだ、やっぱりミズイロオナガシジミか・・・でも、違和感が・・・模様の線がバラバラにちぎれてるし尻尾の付け根のオレンジがハッキリしている! 
数十センチの距離で見られたのですが、片手でスマホを出している間に逃げられました。(片手は身体の保持で使えなかった)

下に降りてすぐにスマホのweb検索で確認してウスイロオナガに間違いなかったと確信は持ったのですが・・・
由加山系にいるもんなんですかね?
Commented by Ryochan at 2013-07-01 19:21 x
mosyupaさん
なんかチャット状態のような(笑)。
ウスイロオナガは由加山系では記録はないと思います。倉敷市では極めて怪しい記録はあるのですが、もし確認できたら記録に残すに値すると思います。金甲山にはいるみたいなので可能性はないことはないと思います。証拠ゲット期待しています。


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