2005年 09月 17日
倉敷観光
 倉敷に確実に生息していて、そんなに珍しくもないはずなのに見つけられていない蝶にコムラサキがある。先週の日記のコメントで「大阪市とその周辺の蝶」の上山さんから美観地区に30年前は生息していたとの情報をいただいたので確認に行く。

 芸文館の地下駐車場に車を停め探索(観光?)を開始する。いつもながら観光客が多い。とりあえず白壁の町並みでも写しておくかと、コンデジを取り出しシャッターを切る。「カードが入っていません」。ガーン。PCに挿したまま、カメラに入れるのを忘れていた。仕方がないので蝶用のレンズ(オークションで安く買ったシグマの105㎜マクロレンズ)で撮影する。一通り歩くがコムラサキはおろか蝶自体がいない。ま、この状態では無理からぬことか。

d0001300_2323257.jpg 時間はあるので、久しぶりに大原美術館に入ることにする。「学生一枚」と学生証を出す。少し怪訝な顔をされるも学割で600円(一般1000円)。絵画の趣味はないが、たまにはこういう雰囲気も悪くないななどと思いながら一通り見て歩く。しかし超一級の美術品をこれだけ見て600円は、なんともお得である。学生の特権かな(笑)。

d0001300_2351635.jpg 大原美術館の前には怪しい芸術家がいる。ここでづっと営業?しているカリスマ大道絵師さんである。何気に眺めていると、目の前をコムラサキらしき蝶。すぐ目で追う。ボロボロの個体ではあるがコムラサキである。柳の上の方をせわしなく飛んで降りてこない。撮影をあきらめて他にいないかと探していると、鮮度の良さそうな個体が掘割の上を飛んでいるのを見つける。目で追っていると「すみません、写真撮ってください」。振り向くと若いカップル。カップルの写真を撮り終えた時にはコムラサキはどこかに消えていた。この人ごみの中での撮影は極めて困難とは思われるが、いつか広角接写で白壁とコムラサキを撮りたいものである。上山さん貴重な情報をありがとうございました。

d0001300_2311539.jpg その後40年ぶりに倉敷昆虫館を訪れた。全く変わっていない。標本を見ていると小野館長が声を掛けてくれた。一時間ほど昆虫談義。倉敷昆虫同好会発行の「岡山県の昆虫(1978年)」を買って昆虫館を後にする。コムラサキの写真は撮れなかったが、それなりに収穫のあった一日だった。
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by ryochan_ex | 2005-09-17 23:54 | 最近の出来事 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 上山 at 2005-09-21 23:51 x
いやはや、本当にいたんですね。教えた方もうれしいです。結構自然は忍耐強いかも。それにしても、人が多いですね。もっとも、私のよく行く近くの緑地公園も、この間は人だらけでしたが、蝶もいっぱいいました。「岡山県の昆虫」、私の手元にもあるんですよ。
Commented by Ryochan@管理人 at 2005-09-23 10:34 x
上山さん
 おはようございます。いやはや、本当にいたんです。種松山のミドリシジミもそうですが、えっ、こんな所にと思う場所でも、食樹さえあれば細々とながら生息していくみたいです。倉敷市で最後までクロツが生息していたのは美観地区の古い民家の屋根に生えていたツメレンゲだったそうです。昆虫館の小野館長が最後のクロツの標本を見せてくれました。民家の屋根の吹き替えとともに絶滅したそうです。
 「岡山県の昆虫」お持ちなんですか。さすが岡山県出身者ですね。「岡山の・・・」という本は何冊も発行されていますが、倉敷の蝶って本はないんですよねぇ。面白いテーマかもと思ったりしています。
Commented by 上山 at 2005-09-23 22:57 x
「Ryochanの蝶アルバム」を発展、充実させれば、すばらしい「倉敷の蝶」になるようにおもいます。
Commented by Ryochan@管理人 at 2005-09-24 09:42 x
上山さん
 ありがとうございます。HPの冒頭に書いてあるように倉敷に生息する蝶の紹介を一つの目的にしています。昆虫館に行った時に「倉敷市に生息する蝶は何種類なんですか?」と聞いたんですが、やはり蝶だけをまとめたものは無いようです。いまのところ三宅誠治さんの「岡山県蝶類データブック」が最も確かな情報のようです。生態写真と観察ポイントマップなんかがあるといいなと思っています。


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